これまでキャップは男子15人制の日本代表のみに贈呈されていたが、このたび女子15人制、男子7人制、女子7人制へのキャップ授与が正式に決まった。これから先はより多くの選手が「ラグビー日本代表」として、栄えある小さな帽子を手に入れていく。
ところで初キャップ贈呈時に初々しい心持ちで「大事にしよう」と誓った大八木氏は、いまキャップをどう保管しているのだろうか。
「う~ん、実家の押し入れにあったかな(笑い)。自宅に飾ったりはしていません。キャップはもちろん大事だけど、アマチュア時代に日本を背負うというプライドをもって、仲間たちと戦った記憶がもっと大切なんです」(大八木氏)
来る日本大会でも、憧れのキャップホルダーたちによる記憶に残る好試合を期待したい。
●取材・文/池田道大(フリーライター)