ライフ

犬猫だけじゃない 爬虫類にも対応のペット医療保険

飼い主の死後、残されたペットを守る保険もある

 ここ最近、「コンサートに行けなかった」、「旅行先が雨だった」、などといった、ピンポイントな“困った”をカバーするミニ保険(少額短期保険)が続々登場し、急成長中だ。中には「ペット」に特化した保険も多い。

◆自分の死後のワンコやニャンコが心配!

『ペットのお守り』(アスモ少額短期保険)

『ペットのお守り』は、飼い主の身に何かあった時に残されたペットたちを守るための入院保障付生命定期保険。

【内容】
 飼い主が病気やけがで入院した、重度障害状態となった、死亡した、このいずれかになった時に受け取れる。飼い主の年齢が満1~84才まで加入可能。給付金は、ペットホテルや身内などに預ける時の諸費用や、老犬ホームや終身預かり施設などへの入居費用、自宅のリフォーム費用などに役立てることができる。万が一の時は、保険金受取人を親族以外のペットを託せる人に指定することも可能だ。

【保険料】
 加入年齢で保険料が異なる。たとえば50~54才の女性が100万円プランに加入した場合(死亡保険金100万円、重度障害保険金100万円、入院日額保障5000円が受け取れる)は、月額保険料は1487円。

犬猫以外の小動物や爬虫類のペットのための保険も

◆犬猫以外のペットが倒れた!

『プリズムコール』(日本アニマル倶楽部)

 ペットが長生きするのはうれしいが、全額自己負担となる医療費は大変だ。そこで加入しておきたいのが、ペット保険。

【内容】
『プリズムコール』は、犬猫以外にもうさぎ、フェレット、ハリネズミなどの小動物、オウム、ブンチョウなどの鳥類、カメ、イグアナなどの爬虫類まで対応している。それぞれ動物の年齢により加入できる期間が決まっており、その間は年齢が上がっても保険料は上がらない(小型犬の場合、1日あたり約60円~、ホワイトプランII年払いの場合)ほか、保障割合100%で、各プランの保障限度額まで治療費が支払われる。動物により飼育環境に注意を払い、最適なプランを選択することができる。

【保険料】
 ニーズに合わせてさまざまなプランを用意。たとえば、小動物の「ホワイトプランIIの場合、月払い1910円で、入院保険金日額1万円まで(年間30日まで)、手術保険金1回15万円まで(年2回まで)などが受け取れる。

イラスト/亀川秀樹

※女性セブン2019年11月7・14日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《全国で被害多発》クマ騒動とコロナ騒動の共通点 “新しい恐怖”にどう立ち向かえばいいのか【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
”クマ研究の権威”である坪田敏男教授がインタビューに答えた
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン