日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長(写真/共同通信社)
「大ブレイクした渋野日向子(20)の課題を指摘するなど、歯に衣着せぬ解説で知られる岡本氏ですが、現在の協会執行部とは距離を置いている。小林会長は、樋口久子・前会長(74)から禅譲されるかたちで協会トップになった。
樋口前会長や小林会長は、何事も大きな問題にならないように水面下で根回しするタイプなのに対し、海外でプレーしてきた岡本氏はすべてオープンにして世論に判断してもらおうとする。考え方が180度違い、自然と岡本氏は運営から離れていった。今回は、自身の門下生への厳しい指導で知られた岡本氏が、笠をはじめとする選手たちにお灸を据えたかたちだが、背景には協会幹部との路線の違いもあったのでしょう」(ベテラン記者)
※週刊ポスト2019年11月22日号