ライフ

漫画『深夜食堂』の「ナポリうどん」を再現したレシピ紹介

もちもちっとしたうどんで味わう「ナポリうどん」(撮影/寺澤太郎)

 深夜0時から朝の7時頃までしか営業しないことから“深夜食堂”と呼ばれる「めしや」での、マスターと客たちとの交流が描かれる人気漫画『深夜食堂』(著者・安倍夜郎)。作中に登場するメニュー75品を、女性料理研究家4人がマスターになりきって「我が家の深夜食堂レシピ」として紹介するレシピブック『おうちで深夜食堂』も発売された。同書でのマスターのひとり、料理家として活躍中の小堀紀代美さんによる「ナポリうどん」(単行本14集)のレシピを紹介しよう。

◆材料(2人分)
冷凍うどん…2玉
玉ねぎ…1~2個
ピーマン…2個
マッシュルーム…4個
ウインナソーセージ…3本
ミニトマト…4個
塩…ひとつまみ
しょうゆ…小さじ1+1/2
粗びき黒こしょう…適量
トマトケチャップ…大さじ5~6
オリーブオイル…大さじ2
温泉卵(市販)…2個
粉チーズ…少々

◆作り方
【1】玉ねぎは薄切りに、ピーマンはへたと種を除いて薄い輪切りにする。マッシュルームは石づきを切り落として薄切りに、ソーセージは1.5センチ長さの斜め切りにする。うどんは袋の表示どおりにゆで、洗ってぬめりを取り、ざるに上げて水けをきる。

【2】フライパンにオリーブオイルを強めの中火で熱し、ソーセージ、玉ねぎ、マッシュルーム、ミニトマトを入れて炒める。塩、黒こしょう、ケチャップの2/3量を加えて炒め合わせる。うどん、残りのケチャップを加え、強火にして炒める。ピーマンを加えてさっと炒め、しょうゆを加えて大きく混ぜて火を止める。

【3】器に盛り、温泉卵をのせて黒こしょう、粉チーズを振る。好みでパセリのみじん切りをかけても。

「ナポリうどん」単行本14集 (C)安倍夜郎/小学館

●こぼり・きよみ/東京・富ヶ谷のカフェ『LIKE LIKE KITCHEN』で2012年まで料理人兼オーナーを務め、現在は料理家として雑誌等を中心に活躍中。スパイスやハーブを使った料理が得意。自宅で開催の料理教室は、予約がとれないほどの人気。著書に『フルーツのサラダ&スイーツ もっとおいしい組み合わせで』(NHK出版)、『予約のとれない料理教室 ライクライクキッチン「おいしい」の作り方』(主婦の友社)など多数。

◆『ビッグコミックオリジナル』で連載中の大人気コミック『深夜食堂』(著者:安倍夜郎、第1集~第22集が発売中)に登場する「めしや」のメニュー75品を、女性料理研究家4人がマスターになりきって「我が家の深夜食堂レシピ」として紹介するレシピブック『おうちで深夜食堂』が発売中。レシピは簡単なステップでパパッと作れるレシピは、料理ビギナーでも気軽に挑戦できるものばかり。ドラマ『深夜食堂-Tokyo Stories Season2-』はNetflixにて配信中。

※週刊ポスト2019年11月22日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

「新証言」から浮かび上がったのは、山下容疑者の”壮絶な殺意”だった
【壮絶な目撃証言】「ナイフでトドメを…」「血だらけの女の子の隣でタバコを吸った」山下市郎容疑者が見せた”執拗な殺意“《浜松市・ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
連続強盗の指示役とみられる今村磨人(左)、藤田聖也(右)両容疑者。移送前、フィリピン・マニラ首都圏のビクタン収容所[フィリピン法務省提供](AFP=時事)
【体にホチキスを刺し、金のありかを吐かせる…】ルフィ事件・小島智信被告の裁判で明かされた「カネを持ち逃げした構成員」への恐怖の拷問
NEWSポストセブン
2人は互いの楽曲や演技に刺激をもらっている
羽生結弦、Mrs. GREEN APPLE大森元貴との深い共鳴 絶対王者に刺さった“孤独に寄り添う歌詞” 互いに楽曲や演技で刺激を受け合う関係に
女性セブン
無名の新人候補ながら、東京選挙区で当選を果たしたさや氏(写真撮影:小川裕夫)
参政党、躍進の原動力は「日本人ファースト」だけじゃなかった 都知事選の石丸旋風と”無名”から当選果たしたさや氏の共通点
NEWSポストセブン
セ界を独走する藤川阪神だが…
《セの貯金は独占状態》藤川阪神「セ独走」でも“日本一”はまだ楽観できない 江本孟紀氏、藤田平氏、広澤克実氏の大物OBが指摘する不安要素
週刊ポスト
「情報商材ビジネス」のNGフレーズとは…(elutas/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」は“訴えれば勝てる可能性が高い”と思った》 「情報商材ビジネス」のNGフレーズは「絶対成功する」「3日で誰でもできる」
NEWSポストセブン
入団テストを経て巨人と支配下選手契約を結んだ乙坂智
元DeNA・乙坂智“マルチお持ち帰り”報道から4年…巨人入りまでの厳しい“武者修行”、「収入は命に直結する」と目の前の1試合を命がけで戦ったベネズエラ時代
週刊ポスト
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン
韓国・李在明大統領の黒い交際疑惑(時事通信フォト)
「市長の執務室で机に土足の足を乗せてふんぞり返る男性と…」韓国・李在明大統領“マフィアと交際”疑惑のツーショットが拡散 蜜月を示す複数の情報も
週刊ポスト