事実だとすれば、LINEにとってはかなり重い罰だが、今回のSNS解禁はそれだけ慎重に進められてきたという。
「嵐が来年いっぱいでの活動休止を発表した今年1月、SNS各社の間で『チームA』という少数精鋭のスタッフによる極秘プロジェクトが立ち上げられたそうです。嵐のSNS展開は、その特命チームの下で秘密裏に進められた。特に情報管理は徹底されていました。だからこそ解禁日までまったく情報が漏れなかった」(前出・音楽関係者)
LINEに告知削除の理由を聞くと「解禁メッセージの投稿時間設定に不備があり、削除いたしました」、嵐の公式LINEアカウントに関しては、「弊社で開設したという事実はございません」との回答だった。
現在の音楽市場は、SNSなどのデジタル分野と切り離せない関係にある。国際レコード産業連盟によると、日本ではデジタルの売り上げは2割程度だが、世界の音楽市場ではすでに6割がデジタルでの収入になっている。その分野を牽引するのがチームAであり、彼らは今後、嵐の世界進出も先導していくとみられる。
「チームAはまだまだ新たな計画を進行しているようです。嵐のLINE公式アカウントが実現するタイミングもあらためて考えているのではないでしょうか」(芸能関係者)
活動休止の来年末まで、世界中で嵐を巻き起こしそうだ。
※女性セブン2019年11月28日号