スポーツ

不甲斐ない大相撲上位陣、北の富士に酷評された白鵬に衰えも

ここ数年は休場も多い白鵬(時事通信フォト)

 九州場所は初日の「結びの一番」が、いきなり横綱の不戦敗という“波乱”で幕を開けた。東の正横綱・鶴竜(34)が、当日になって休場を決めたからだ。

「初日から休場する力士は本来、その2日前となる金曜午前中までに届け出る必要がある。それを過ぎると取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決まってしまい、2日目については割り返し(取組の再編)が必要になって大変な手間がかかるのです。今回、鶴竜は初日に小結・朝乃山(25)、2日目に隠岐の海(前頭筆頭、34)といずれも過去に金星を献上しているガチンコ力士と組まれていた。腰のケガがあるとはいえ、“敵前逃亡”と思われても仕方がない」(担当記者)

 鶴竜が所属していた井筒部屋では、先場所中に井筒親方(元関脇・逆鉾)が急逝したため、力士たちは場所後に陸奥部屋へ移籍している。

「もともと陸奥部屋にいた力士と元井筒部屋の力士によるトラブルを恐れてか、陸奥親方(元大関・霧島)の指導は遠慮がちで、鶴竜も部屋の居心地が悪いのか、福岡入りしてからは出稽古ばかりだった。親方は出場できるか、鶴竜の状態の確認もままならなかったようだ」(協会関係者)

 また、初日の小結・遠藤(29)との取組で負傷した大関・豪栄道(33)も翌日から休場。来年初場所は大関在位32場所で実に9回目となるカド番で迎える。歴代3位という不名誉な記録である。

 さらに、2日目は「関脇以上の5人が全員黒星」という事態まで起きた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
多くの外国人観光客などが渋谷のハロウィンを楽しんだ
《渋谷ハロウィン2025》「大麻の匂いがして……」土砂降り&厳戒態勢で“地下”や“クラブ”がホットスポット化、大通りは“ボヤ騒ぎ”で一時騒然
NEWSポストセブン
声優高槻かなこ。舞台や歌唱、配信など多岐にわたる活躍を見せる
【独占告白】声優・高槻かなこが語る「インド人との国際結婚」の真相 SNS上での「デマ情報拡散」や見知らぬ“足跡”に恐怖
NEWSポストセブン
人気キャラが出現するなど盛り上がりを見せたが、消防車が出動の場面も
渋谷のクラブで「いつでも女の子に(クスリ)混ぜますよ」と…警察の本気警備に“センター街離れ”で路上からクラブへ《渋谷ハロウィン2025ルポ》
NEWSポストセブン
クマによる被害
「走って逃げたら追い越され、正面から顔を…」「頭の肉が裂け頭蓋骨が見えた」北秋田市でクマに襲われた男性(68)が明かした被害の一部始終《考え方を変えないと被害は増える》
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「日本ではあまりパートナーは目立たない方がいい」高市早苗総理の夫婦の在り方、夫・山本拓氏は“ステルス旦那”発言 「帰ってきたら掃除をして入浴介助」総理が担う介護の壮絶な状況 
女性セブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(クマの画像はサンプルです/2023年秋田県でクマに襲われ負傷した男性)
《コォーってすごい声を出して頭をかじってくる》住宅地に出没するツキノワグマの恐怖「顔面を集中的に狙う」「1日6人を無差別に襲撃」熊の“おとなしくて怖がり”説はすでに崩壊
NEWSポストセブン
「原点回帰」しつつある中川安奈・フリーアナ(本人のInstagramより)
《腰を突き出すトレーニング動画も…》中川安奈アナ、原点回帰の“けしからんインスタ投稿”で復活気配、NHK退社後の活躍のカギを握る“ラテン系のオープンなノリ”
NEWSポストセブン
真美子さんが完走した「母としてのシーズン」
《真美子さんの献身》「愛車で大谷翔平を送迎」奥様会でもお酒を断り…愛娘の子育てと夫のサポートを完遂した「母としての配慮」
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)千葉県の工場でアルバイトをしていた
「肌が綺麗で、年齢より若く見える子」ホテルで交際相手の11歳年下ネパール留学生を殺害した浅香真美容疑者(32)は実家住みで夜勤アルバイト「元公務員の父と温厚な母と立派な家」
NEWSポストセブン