「大丈夫」LINEスタンプも話題に

 また自身のセクシュアリティやジェンダーに悩みや違和感を覚えていたという若者にも、自分らしさを貫きはじめた氷川の存在が励みになっているという。20歳の女子大生Bさんはこう語る。

「私は幼い頃から恋愛感情や性的感情が湧かない『アセクシャル』や『ノンセクシャル』なのではないか、と感じています。女性という意識もそこまでないので『Xジェンダー』という言葉が適切かもしれませんが、ファッションもメイクも女性的なものが好き。そんな曖昧な存在である自分にとって、自分の本来のスタイルを貫き出した“きーちゃん”(氷川の愛称)は、一つの答えのような気がして。最近のキラキラしているお姿を見て、すごく励まされています。

 私の周りの女子学生も、きーちゃんのインスタをフォローしていますし、『綺麗!』『自分に正直でかっこいい』とファンになる子が急増しています。きーちゃんの“進化”に対して『男は男らしくしろ』とか『いきなり女性らしくなった』という声には違和感があります。人は、一人一人固有な存在です。男と女というジェンダーの固定観念を超えて、自分のスタイルに素直に生きる方は、新時代を象徴する存在になると思う。他人の目を気にしがちなネット社会ですが、きーちゃんの発信は色々な人を勇気づけていると思います」(Bさん)

 氷川は今年デビュー20周年を迎え、立ち居振る舞いや容姿が洗練されていくなか、歌唱のジャンルの幅も広がっている。その生き生きとした姿をみて励まされ“きーちゃんファン”になる人も増えているのだろう。

関連記事

トピックス

大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン