こうした“やめどき”の情報を知るのとともに重要なのは、自分がどの薬をどれだけ飲んでいるかを正確に把握することだ。
「そのためにもお薬手帳で自分の薬をしっかり管理することが必要です。薬についてわからないことがあるのに主治医や病院がきちんと教えてくれなかったら、薬剤師に何でも聞いてみてください。薬剤師から医師に対して、減薬や薬の変更の提案ができるケースもあります」(長澤氏)
“薬漬け”を脱却できるかどうかは、患者が自身の薬についてきちんと理解できているかどうかにかかっている。
※週刊ポスト2019年11月29日号