芸能

沢尻逮捕で浮き彫り 捜査機関と特定メディアの「距離の近さ」

お騒がせ女優は完全に狙われていた(時事通信フォト)

 沢尻エリカ(33)を麻薬取締法違反容疑で逮捕したのは、警視庁組織犯罪対策5課(以下、組対5課)の捜査員だった。日本には違法薬物の取り締まりを担う捜査機関が2つあり、もうひとつはマトリこと厚労省地方厚生局麻薬取締部。大物逮捕をめぐって捜査合戦が繰り広げられるのは珍しいことではなく、今回は組対5課に軍配が上がった形となった。

 芸能界の薬物汚染ネットワークがまたひとつ明かされた形だが、今回の逮捕劇でもうひとつ浮かびあがったのが、捜査機関と特定メディアの「距離の近さ」だ。

 沢尻の逮捕に際し、キー局の中でTBSのみが事前に情報を入手し、逮捕前夜の行動を撮影していた。

「組対5課関係者からのリークで、沢尻逮捕が間近であることを掴んでいた。うちは代々組対5課とパイプが太く、2016年の清原逮捕の時も、マンションからパトカーで連行される姿を独占撮影した。これは一朝一夕で築ける関係ではなく、長い時間をかけて、双方にとって有意義な情報交換をしてきた結果だろう」(TBS関係者)

 11月16日放送の『新・情報7daysニュースキャスター』では、この前夜の独占映像について、MCの安住紳一郎アナが「非常に確度の高い情報がもたらされた」と“リーク”を認める一幕があった。

 捜査機関とメディアは持ちつ持たれつの関係だが、成果は大々的に報じてほしいもの。信頼を勝ち得たメディアに“アメ”が与えられるのは、有名人の薬物事件でも同じなのだという。組対5課とTBSの関係のように、マトリにも蜜月のメディアがある。

関連記事

トピックス

永野芽郁のCMについに“降板ドミノ”
《永野芽郁はゲッソリ》ついに始まった“CM降板ドミノ” ラジオ収録はスタッフが“厳戒態勢”も、懸念される「本人の憔悴」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
〈シ◯ブ中なわけねいだろwww〉レースクイーンにグラビア…レーサム元会長と覚醒剤で逮捕された美女共犯者・奥本美穂容疑者(32)の“輝かしい経歴”と“スピリチュアルなSNS”
NEWSポストセブン
スタッフの対応に批判が殺到する事態に(Xより)
《“シュシュ女”ネット上の誹謗中傷は名誉毀損に》K-POPフェスで韓流ファンの怒りをかった女性スタッフに同情の声…運営会社は「勤務態度に不適切な点があった」
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(時事通信社/読者提供)
《動機は教育虐待》「3階建ての立派な豪邸にアパート経営も…」戸田佳孝容疑者(43)の“裕福な家庭環境”【東大前駅・無差別切りつけ】
NEWSポストセブン
未成年の少女を誘拐したうえ、わいせつな行為に及んだとして、無職・高橋光夢容疑者(22)らが逮捕(知人提供/時事通信フォト)
《10代前半少女に不同意わいせつ》「薬漬けで吐血して…」「女装してパキッてた」“トー横のパンダ”高橋光夢容疑者(22)の“危ない素顔”
NEWSポストセブン
露出を増やしつつある沢尻エリカ(時事通信フォト)
《過激な作品において魅力的な存在》沢尻エリカ、“半裸写真”公開で見えた映像作品復帰への道筋
週刊ポスト
“激太り”していた水原一平被告(AFLO/backgrid)
《またしても出頭延期》水原一平被告、気になる“妻の居場所”  昨年8月には“まさかのツーショット”も…「子どもを持ち、小さな式を挙げたい」吐露していた思い
NEWSポストセブン
憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(左・時事通信社)
【東大前駅・無差別殺人未遂】「この辺りはみんなエリート。ご近所の親は大学教授、子供は旧帝大…」“教育虐待”訴える戸田佳孝容疑者(43)が育った“インテリ住宅街”
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン