芸能

Matt、父・桑田真澄の「周囲の評価はどうでもいい」に感動

今も父親が最高の理解者

 ネイル、まつエクにフサフサのまゆ毛…毎日のメイク時間は2時間強と、美容に対し、あくなき努力を続けるMatt(25才)。そんな彼が、12月13日発表の『VOCE BEST COSMETICS AWARDS2019』で、“2019最もニュースな美容人”に選ばれた。

 2019年のMattはテレビやファッションイベントなどにひっぱりだこで、ソフトバンクの「ワイモバイル」のCMでは、父親である元プロ野球選手の桑田真澄氏(51才)と親子共演を果たしている。

「Mattさんは幼い頃、桑田さんが率いる少年野球チームに入っていて、小学校を卒業するまでは野球少年でした。桑田さんが右肘手術を受けた後、リハビリのためにピアノを習い始めたのがきっかけで、自身も見よう見まねでピアノを始め、音楽に目覚めたそうです。中高時代は野球は辞め吹奏楽部に所属し、大学でも音楽を専攻。大学在学中にブライダルモデルをしていたのがきっかけで、メイクをするようになりました。

 今は独特の“セルフ加工写真”が話題を呼んでいますが、本当は音楽で生計を立てていくのが夢だとか」(テレビ局関係者)

 そんな“今のMatt”が出来上がるうえで、父親の影響は大きかったようだ。

「桑田家の教育方針は“挨拶、返事はしっかりし、脱いだ靴は揃える”“何事にも諦めずに努力する”“失敗を恐れず挑戦する”の3つだけで、桑田さんはMattさんが何をやっても怒らなかったそうです」(桑田家の知人)

 だが、ここ数年Matt人気が急上昇する一方で、その活躍をやっかむように“Matt批判”も高まった。

「画像加工に対しては“やりすぎ”という声が根強く、彼が写真を公開するたびに“理解できない”“怖い”といった反応があります。また業界内でも、スタッフには礼儀正しいのに、芸人に対しては“タメ口”だと陰口を叩く人がいるようです」(別のテレビ局関係者)

 そんなMattにとっての最高の理解者は、今も父親のようだ。

父・桑田真澄が与えた影響は大きい

「桑田さんはMattさんとたびたび2人きりで話すそうです。桑田さんが話すのは、“周囲の評価なんてどうでもいい、評価をする側にも完璧な人間なんていないのだから”“失敗を恐れず、挑戦し続けてほしい。人生は自分が頑張っただけのものにしかならないのだから”ということ。桑田さんはどんな境遇にあってもMattさんが信じたことをやることが正しいことだと、小さい頃から話してきた。

 Mattさんもその言葉を信じて、どんなにツライことがあっても、信念を貫くと決めているそうです」(桑田家の知人)

『ワイモバ学園』のCMでは、「Matt、お前の道を行け」と言って父に肩を叩かれているMatt。どんな道であっても、息子の進む道を応援する父親としての態度と言葉が実生活と重なるのか、思わず涙する人も多いという。クリスマスイブには、アーティストとしての長年の夢をかなえ、自身の曲をフルバージョンで配信する予定だという。父の言葉が背中を押している。

※女性セブン2020年1月2・9日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

民放ドラマ初主演の俳優・磯村勇斗
《ムッチ先輩から1年》磯村勇斗が32歳の今「民放ドラマ初主演」の理由 “特撮ヒーロー出身のイケメン俳優”から脱却も
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン