芸能

純烈メンバー「DV脱退」でも2年連続紅白出場のワケ

DV脱退も関係なかった(時事通信フォト)

 令和元年のNHK紅白歌合戦に2年連続2度目の出場を決めたのは、メンバー4人の平均年齢40歳超えのスーパー銭湯アイドル「純烈」だ。

 純烈といえば昨年、結成当初から掲げていた「夢は紅白! 親孝行!」を叶えたものの、年明けすぐに週刊文春(1月17日号)でメンバーの友井雄亮の〈「凄惨DV」と「三千万」使い込み〉が報じられた。夢の紅白出場からわずか11日後に友井は会見を開き、純烈からの脱退と、芸能界引退を発表した。

 そんなすったもんだがあったにもかかわらず、なぜ今年も紅白に選ばれたのか。純烈に近い音楽関係者はこう答えた。

「友井のDV騒動のダメージは大きかった。でも、正直なところあれで純烈の知名度がさらにアップしたんです。仕事は騒動前に比べてめちゃくちゃ増えて、2019年の休みは1週間もなかったはず。個々のメンバーの番組出演も増えましたし、5月発売の『純烈のハッピーバースデー』も10万枚を超えました。これまで年配の方が多かったファン層が若い世代にも広がってきている」

 ただし、一部で事務所が友井の復帰を考えていると報じられたことについてはこう否定する。

「純烈のメンバーは脱退した友井とは連絡をとっていません。事務所が復帰を支えることもない」(同前)

 二度と“不純”なイメージはつけたくない。

※週刊ポスト2020年1月3・10日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

二階俊博・元幹事長の三男・伸康氏が不倫していることがわかった(時事通信フォト)
【スクープ】二階俊博・元自民党幹事長の三男・伸康氏が年下30代女性と不倫旅行 直撃に「お付き合いさせていただいている」と認める
NEWSポストセブン
雅子さまにとっての新たな1年が始まった(2024年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)
《雅子さま、誕生日文書の遅延が常態化》“丁寧すぎる”姿勢が裏目に 混乱を放置している周囲の責任も
女性セブン
M-1王者であり、今春に2度目の上方漫才大賞を受賞したお笑いコンビ・笑い飯(撮影/山口京和)
【「笑い飯」インタビュー】2度目の上方漫才大賞は「一応、ねらってはいた」 西田幸治は50歳になり「歯が3本なくなりました」
NEWSポストセブン
司忍組長も姿を見せた事始め式に密着した
《山口組「事始め」に異変》緊迫の恒例行事で「高山若頭の姿見えない…!」館内からは女性の声が聞こえ…納会では恒例のカラオケ大会も
NEWSポストセブン
M-1での復帰は見送りとなった松本(時事通信フォト)
《松本人志が出演見送りのM-1》今年の審査員は“中堅芸人”大量増へ 初選出された「注目の2人」
NEWSポストセブン
浩子被告の顔写真すら報じられていない
田村瑠奈被告(30)が抱えていた“身体改造”願望「スネークタンにしたい」「タトゥーを入れたい」母親の困惑【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
「好きな女性アナウンサーランキング2024」でTBS初の1位に輝いた田村真子アナ(田村真子のInstagramより)
《好きな女性アナにランクイン》田村真子、江藤愛の2トップに若手も続々成長!なぜTBS女性アナは令和に躍進したのか
NEWSポストセブン
筑波大学・生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格したことがわかった悠仁さま(時事通信フォト)
《筑波大キャンパスに早くも異変》悠仁さま推薦合格、学生宿舎の「大規模なリニューアル計画」が進行中
NEWSポストセブン
『世界の果てまでイッテQ!』に「ヴィンテージ武井」として出演していた芸人の武井俊祐さん
《消えた『イッテQ』芸人が告白》「数年間は番組を見られなかった」手越復帰に涙した理由、引退覚悟のオーディションで掴んだ“準レギュラー”
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「激しいプレイを想像するかもしれませんが…」田村瑠奈被告(30)の母親が語る“父娘でのSMプレイ”の全貌【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン