◆胃腸薬(制酸剤配合)×ステーキ
慢性的な胃痛などには胃酸を中和する制酸剤入りの胃腸薬が効果的だが、ステーキを食べる前後に服用すると、肉に含まれるリン酸が薬の成分と結合し、その効果を発揮できない。同じ胃薬でも消化剤や健胃剤を選ぶべし。
◆解熱鎮痛剤(アスピリン配合)×梅干し
アスピリンには、胃腸を守りながら薬効成分を患部に届けるためにアルミニウムが配合されているが、梅干しに含まれるクエン酸と結合すると、通常排泄されるはずのアルミニウムが体内に残留。アルミニウム脳症になる危険性がある。
※女性セブン2020年1月16・23日号