頭痛や肩こりに悩まされている人も多いが、陣の内脳神経外科クリニック院長で脳神経外科医の陣内敬文さんが実践し、患者にもすすめているのが「おでこ押さえ」というストレッチだ。座ったままできるので、どこでも手軽に取り組むことができる。
「このストレッチだけで、頭痛や肩こりのみならず、腰痛がおさまる人もいます。患者さんに教えながら、自分でも行っているため、肩こりや頭痛などで悩んだことはありません。加えて、普段の食事ではビタミンB1を摂るように心がけています。筋肉痛が解消されるのでより効果的にこりが改善するのです」(陣内さん)
【「おでこ押さえ」のやり方】
1 少し顎を引いた状態で姿勢を正す。首を動かさないように注意しながら、手をおでこに当て、おでこと手でお互いに押し合う。5秒ほど息を吐きながら行った後、2秒休む。
2 今度は手を後頭部に当て、1と同じように押し合う。
3 片手を耳の少し上に当て、1と同じように押し合う。左右両方行った後、1の動作に戻り、1~3を10回繰り返す。
※女性セブン2020年1月30日号