「SODは人間の体を酸化させて老化の原因を作り出す、活性酸素を除去してくれる酵素。ルイボスティーに多く含まれています。SOD酵素を多く含むうえ、ミネラルも豊富。抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれているし、ノンカフェインなので体にも優しい。SOD酵素はサプリメントとしても発売されているため、購入して定期的にのむのもいい。私ものんでいます」(宇井さん)

◆眼科医はほうれん草を食べる

 乾燥する季節には“目の乾き”も気になるが、二本松眼科病院の眼科医・平松類さんによれば、「乾燥=ドライアイ」は誤解だという。

「ドライアイの原因は、涙が足りずに目が乾燥することではなく、涙の質が悪いこと。乾燥だけでなく、目の疲れを感じたり、陽の光を浴びてすごく眩しく感じるのもドライアイで、オフィスワーカーの7割がドライアイだといわれています。涙は水と油からできていますが、瞼の血流が悪いと油が溶けて分泌されなくなり、水だけになって乾きやすくなる。

 何よりも目を温めるのが効果的。ホットアイマスクを使ったり、お風呂に入った時にタオルを絞ってつぶった瞼の上に置く、手をこすって温めてから手で目の周りを覆うなどは、私も行っています」(平松さん)

 加えて、平松さんはほうれん草をよく食べているという。

「ほうれん草にはルテインという成分が豊富で、白内障や加齢黄斑変性の予防にも効果的といわれています。また、青魚を食べて良質な脂を摂ることも大切。ブルーベリーは一時的に眼精疲労に効きますが、効果は気休め程度だと思ってください」(平松さん)

 また、目が乾くからといって、こまめに水で目を洗う人もいるが、「必要以上に洗うと目に傷がつく原因になる」(平松さん)というから要注意だ。

◆耳鼻科医が食べるヨーグルト

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