「小柳ルミ子さんはシニアの方々のすばらしいお手本」とボーク重子さん

重子:サッカーを通して広い世界とつながり、プログでさらに多様なコミュニケーションを楽しむ。ルミ子さんの「パッション」は、シニアの方々にとってすばらしいお手本ですね。

 新刊『「パッション」の見つけ方』にも書きましたが、「パッションが大切なことはわかったけれど、どう見つけていいのかわからない」というご相談もよくいただきます。前回お話ししたように、パッションは、スポーツでもお稽古事、ボランティアでも何でもいい。気軽な趣味からでも見つけられるもの。気負わずに何でもトライしてみて、「これ!」と思うものを見つけたら、問題解決を含めていろんなプロセスを楽しんでいただきたいと思います。それが必ずどんな年代のかたにも心の健康と幸せをもたらすはずです。

ルミ子:そうですね。それが、ちょっと元気がなくなったと言われるこの国を変えるきっかけになるかもしれませんね。

●撮影/浅野剛

【PROFILE】
●小柳ルミ子(こやなぎ・るみこ)/福岡県出身。宝塚音楽学校を主席で卒業し、NHK連続テレビ小説「虹」で女優デビュー。1971年「わたしの城下町」で歌手デビュー、この曲が160万枚の大ヒットとなり、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。1993年「誘拐報道」で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、1984年「白蛇抄」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞。以来、豊かな歌唱力と確かな演技力で、テレビ・映画・舞台にと活躍している。現在は、サッカーを年間約2000試合観戦し、本も出版している(『パスコースがない?じゃあ、つくればいい。』東京書籍刊)。

●ボーク重子(ぼーく・しげこ)/福島県出身。米。ワシントンDC在住のライフコーチ。ロンドンのサザビーズ・インスティテュート・オブ・アートで現代美術史の修士号を取得後、渡米。2004年、アジア現代アートギャラリーをオープン、2006年、ワシントニアン誌上でオバマ前大統領(当時は上院議員)と共に「ワシントンの美しい25人」のひとりとして紹介される。また、一人娘・スカイは2017年、「全米最優秀女子高生」コンテストで優勝、日米のメディアに取りあげられた。最新刊『「パッション」の見つけ方 「人生100年ずっと幸せ」の最強ルール』が話題。

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