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2020.02.07 07:00  週刊ポスト

大腸カメラ、PSA検査 受けたほうがいい年齢と頻度は?

必要な検査、不必要な検査は(写真/AFLO)

 男性の罹患者数第3位の大腸がん。40代後半になると、大腸がんの原因となる「ポリープ」の発症率がそれまでの約2倍に増えるという海外の研究結果がある。住吉内科・消化器内科クリニック院長の倉持章医師がこう話す。

「ポリープの大きさは5年、10年単位で倍になり、10mmを超えると10~20%の確率でポリープががん化する。小さいうちにモグラ叩きのように切除しておく必要があるので、40歳になったら大腸内視鏡(大腸カメラ)検査は必須です」

「大腸カメラ」では、まず2リットルほどの腸管洗浄液(下剤)を飲んだ後に、内視鏡を肛門から挿入する。80歳を過ぎると大量の下剤を飲むことが困難になるうえ、腸管洗浄液によって腸管破裂などの偶発症のリスクも高まる。

「80代を過ぎて肉体面でつらく感じたら、医師に相談してみてはどうでしょうか」(倉持医師)

 前立腺がんの発見に使用されるPSA検査は、血液検査のオプションとして2000円程度で受けられる検査だ。ナビタスクリニック川崎の谷本哲也医師がいう。

「前立腺がんは“高齢者のがん”といわれ、50代以降、加齢とともに罹患率が高まります。50歳ごろから検査を受け始め、結果に応じて1~3年に一度受ければ大丈夫でしょう」

 仮にPSA検査で前立腺がんが見つかっても、高齢の場合、がんの進行以上に、切除手術による負担がリスクになる可能性が高い。

「70歳以降に前立腺がんが見つかっても、寿命に影響しないために切除せずに経過観察するというケースが多いので、PSA検査をやめるという考え方もあります」(谷本医師)

年齢別「受けるべき検査」「ムダな検査」

※週刊ポスト2020年2月14日号

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