国内

「文化の祭典としての東京2020」を知るシンポジウム 2月18日開催

シンポジウムに登壇する杏

シンポジウムに登壇する杏

 いよいよ東京オリンピック開催まで、5か月あまりとなった。世界中の国と地域のアスリートが集まって競い合う「スポーツの祭典」となる一方で、多くの国からやってくる訪日客に多様で豊かな日本文化や伝統を知ってもらう絶好の機会となる。

「オリンピック憲章」には、こう謳われている。

〈オリンピズムは肉体と意志と精神のすべての資質を高め、バランスよく結合させる生き方の哲学である。オリンピズムはスポーツを文化、教育と融合させ、生き方の創造を探求するものである。〉

 つまり、「スポーツの祭典」は「文化の祭典」でもあるのだ。この憲章に基づき、日本でも五輪の準備段階から文化庁・政府・東京2020組織委員会・東京都などが中心となって日本文化を世界に発信するための様々な「文化プログラム」を推進してきた。

 伝統芸術や舞台芸術、ファッション、和食や日本酒といった豊かな食文化、伝統的工芸品や日本建築、和装や地域の祭り──「文化プログラム」は、こうした日本の豊かな文化を世界に発信するとともに、地方創生・地域活性化につなげようというものである。

 その文化プログラムについて、多くの人に知ってもらい、体験してもらうための「文化プログラム参加促進シンポジウム」(主催:文化庁)が、このたび開催される。

 シンポジウムには女優の杏、お笑い芸人の古坂大魔王、歌手でタレントの中川翔子、東京芸術大学大学美術館・練馬区立美術館館長の秋元雄史氏、文化庁長官の宮田亮平氏らが登壇する。日本文化を知るまたとない機会となりそうだ。

お笑い芸人の古坂大魔王

お笑い芸人の古坂大魔王

【シンポジウム日程】令和2年2月18日(火)13:30~16:10(予定)

【開催場所】
全電通労働会館・多目的ホール
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3丁目6
JR中央・総武線 御茶ノ水駅(聖橋口出口 徒歩5分)

【エントリー方法】
一般申込専用フォーム(申込多数の際には抽選)
https://fs223.formasp.jp/k559/form1/

【報道関係者の問い合わせ先】
有限会社 オフィスR&M 担当:岩城
TEL:03-5770-2666 FAX:03-5770-2669

【問い合わせ先】
文化庁「令和元年度 文化プログラム参加促進シンポジウム」運営事務局(小学館集英社プロダクション内)
TEL:03-3515-6794 FAX:03-3515-6799
MAIL:culture-nippon@shopro.co.jp

タレントの中川翔子

タレントの中川翔子

東京芸術大学大学美術館・練馬区立美術館館長の秋元雄史氏

東京芸術大学大学美術館・練馬区立美術館館長の秋元雄史氏

文化庁長官の宮田亮平氏

文化庁長官の宮田亮平氏

関連キーワード

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト