「手渡しの機内サービスはなく、調理パンやクラッカー、水などを袋詰めしたものを用意して搭乗時に乗客が取るかたちでした。CAさんは、あくまで保安要員として乗務していました」(厚労省関係者)
チャーター便ごとにクルーは総入れ替え。帰還後は2週間の自宅待機期間が設けられたという。平子裕志社長は1月31日の会見で、クルーとメールでやり取りしたことを明かし、「感謝している」と語った。
政府チャーター便はまだ続く見込みで、「数名の同社駐在員は今も武漢にとどまっている」(前出のANA関係者)という。
※週刊ポスト2020年2月28日・3月6日号