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2020.02.22 07:00  週刊ポスト

ネオ・ルネッサンス、重要文化財…「一度は行きたい駅」探訪

門司港駅は国の重要文化財に指定されている

 大正3(1914)年に建築されたネオ・ルネッサンス様式の駅舎──写真は、JR九州・鹿児島本線の門司港駅だ。1988年、駅舎として日本で初めて国の重要文化財に指定された。約6年の保存修理工事を経て2019年3月、創建時の姿に復原されてグランドオープン。2階には旧貴賓室などがあり、見学ができる。

 門司港駅のように、日本には鉄道ファンならずとも「一度は行きたい駅」がたくさんある。そのうちいくつかを厳選して紹介しよう。

●筒石駅(えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン)

トンネルの中にある筒石駅

 起伏に富む地形、自然、歴史を体感できるのが、新潟県鉄道発祥の地とされる直江津駅を起点にする「えちごトキめき鉄道」の2路線だ。ともに北陸新幹線開通時にJRから移管されており、歴史は古い。直江津駅から市振駅まで59.3kmを結ぶ「日本海ひすいライン」(12駅)は、日本海の絶景を駆け抜けるなど見所満載。直江津駅~妙高高原駅の山間など37.7kmを走る「妙高はねうまライン」(10駅)は、急勾配路線ならではの駅や風景を楽しめる。

 中でも日本海ひすいラインの筒石駅は全長11.353kmの頸城(くびき)トンネルの中にある地下駅(1969年開通)だ。地上の駅舎と地下のホームの高低差が約40メートルあり、300段近い階段を昇降する“モグラ駅”として知られる。ホームへの通路はトンネル掘削工事の斜抗を利用しており、長い階段を下りていくと洞窟や地底を探検しているような気分になる。ホームには冷気が漂い、暗闇から列車が入線してくる光景と走行音、地響きは圧巻だ。

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