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診察時の「服装マナー」 ワンピースはダメ、ゼッタイ

病院に行くのはどんな格好でも良いわけではない(イラスト/ユキミ)

 とりあえず体調が悪くなったら病院に行けばいい──そう思っている人も少なくないかもしれない。しかし、病院や医師に関する正しい知識を持っていないと、ベストな治療が受けられないのだ。

 たとえば、「診療所」と「病院」、その違いを正確に把握しているだろうか?

◆「診療所」と「病院」なら、まずは「診療所」へ行こう

 実は、初診時は「病院」より「診療所」(クリニック、医院など)にかかるのがおすすめだという。待ち時間が短く、初診料が安いからだ。

 また、何科に行くべきか迷ったときも的確に判断し、紹介状を書いてくれる。現役外科医の山本健人さんはこう話す。

「自分の診療所で治療できる限界を知っていて、この症状なら大病院で治療した方がいいと判断し、すぐに紹介状を書いてくれる医師は信頼できると思います」

 地元で長く経営している診療所は、たいてい大病院との連携も強いので安心だ。

◆診察しやすい格好を ワンピースはNG!

 診察を受ける際の服装も重要だ。

「ワンピースの女性患者さんが受診すると、衣服を胸元までまくし上げられないため、服の上から聴診器を当てることに。そうなると正確な情報を得にくいんです」(山本さん)

 素早く正しく診察してもらえるよう、脱ぎ着しやすい服装で来院するのが、患者のマナーだ。

※女性セブン2020年3月5日号

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