まるでフランスの古城のような外観の超高級レストラン、ライトアップされた階段を下りてきたのは綾瀬はるか(35才)だった。3月下旬の23時過ぎ、少し肌寒いが綾瀬は上着を羽織ることなく、上機嫌な様子で“お城”の周りを歩いて行く。
ボウタイがついた白のシャツワンピースに、足首まである黒のロングベストを重ねた盛装で、手には黒いクラッチバッグ。シンプルながら艶やかな「特別な日」の装いだった。
3月24日、綾瀬は35才の誕生日を迎えた。
「この日は友人たちと誕生日会をしたようです。都心に立つお城のような外観は遠くからでも目立つ街のランドマーク的なレストランですが、綾瀬さんは道に迷ってしまってしばらくたどり着けなかったとか。この店に着くのに迷うのはさすがの天然ぶりだと周囲は和んだそうです」(綾瀬の知人)
今年、綾瀬はデビュー20周年のメモリアルイヤー。そして彼女が“節目”だと考えていた35才を迎える。
綾瀬はかねてから「20代で結婚しておけばよかった!」「34才ぐらいまでには結婚したい」と結婚願望を口にしてきた。
「綾瀬さんの家は家族の絆がとても強い。特にお父さんはユーモアたっぷりで、綾瀬さんについて『いい年じゃけぇ、早く結婚してもらいたい(笑い)』といつも言っていました。家族のつながりも強く、結婚して早く孫の顔を見せて…というのが願いでもあったようです。綾瀬さんの結婚願望が強かったのはそういった理由もあったはず。35才までには結婚する! と豪語していましたね」(前出・知人)
しかし、最愛の父は昨年6月に肺がんで逝去した。