芸能

Matt 類いまれなセルフプロデュース力でますます飛躍か

ヒョウ柄ジャケットが似合うMatt

 181センチの長身にスラリと長い足、抜群のスタイルにヒョウ柄ジャケットとカラフルなカチューシャをつけたまま颯爽とロケバスに乗り込んだのは、この1年で大人気タレントに上り詰めたMatt(25才)だ。3月12日に都内で行われた映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』の公開直前イベントに、主人公ハーレイ・クイン流の“悪カワメイク”で参加した。

 そもそもMattは、2015年にアメリカ留学中に、ハロウィンの仮装でハーレイ・クインの恋人のダークヒーロー「ジョーカー」のメイク姿をツイッターにアップしたことで、テレビ局に取材をされたのがタレントデビューのきっかけだった。3年前からは、元プロ野球投手の桑田真澄(51才)の息子と明かして、バラエティー番組に出演し始めた。あるテレビ番組ディレクターは「おしろいを塗ったような顔面真っ白のメイクは、イロモノ扱いされるわけでもなくむしろ女性人気を獲得していって、オシャレなモデルとなっていったんです」と解説する。

 実際に、昨年には「ベストコスメティックス・アワード2019」で、「最もニュースな美容人2019」に選ばれた。多くのタレントが“Matt化”(Matt流メイク)できる写真アプリを使って、SNSにツーショットをアップするなど、人気者に。父とは一緒にソフトバンク「ワイモバイル」のCMに出演するなど、瞬く間に国民的知名度を誇るようになった。

 ただし、Mattの才能は美容にとどまらない。意外と奥が深いところが、引っ張りだこの理由だという。ある芸能プロダクションの幹部が語る。

「Matt君が、昨年大みそかのNHK紅白歌合戦で、天童よしみさん(65才)のピアノ伴奏で出演したことには、視聴者の皆さんも驚いたでしょう。彼は、もちろん父親譲りで野球も上手。今後は幼少時から習ってきたピアノやバイオリンも生かしての音楽活動に比重を置いていく意向も持っています。マルチな才能の持ち主なんです」

 それらのイメージ戦略やキャラクター構築も、全て自己プロデュースで行っているという。ワイドショーのベテランリポーターが語る。

「3月初めに週刊文春で報じられたスキャンダルに対し、いち早く動きを見せたのは、リスクヘッジができている証拠です。デビュー前にMattに音楽指導をしたという女性が、自分と父に民事訴訟を起こすという記事が文春に出ると知ると、発売前日に公式ブログに釈明文をアップしました。家族経営の個人プロダクションなのに大手芸能事務所のような早業。頭もキレる証拠です」

 単なる二世タレント、ブームに乗ったレアキャラでは終わらない引き出しの多さ──その類いまれなセルフプロデュース力でますます飛躍しそうだ。

メイクはいつも通り真っ白、Tシャツから靴まで、白

独自のオーラを放つ長身イケメン

その“美”しく“白”いボディは、ジャケットを脱ぐ瞬間も注目を集めていた

関連記事

トピックス

国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン
国民に「リトル・マリウス」と呼ばれ親しまれてきたマリウス・ボルグ・ホイビー氏(NTB/共同通信イメージズ)
ノルウェー王室の人気者「リトル・マリウス」がレイプ4件を含む32件の罪で衝撃の起訴「壁に刺さったナイフ」「複数の女性の性的画像」
NEWSポストセブン
愛子さまが佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”とは(時事通信フォト)
《淡いピンクがイメージカラー》「オシャレになった」「洗練されていく」と評判の愛子さま、佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”
NEWSポストセブン
年下の新恋人ができたという女優の遠野なぎこ
《部屋のカーテンはそのまま》女優・遠野なぎこさん急死から2カ月、生前愛用していた携帯電話に連絡すると…「ポストに届き続ける郵便物」自宅マンションの現在
NEWSポストセブン
背中にびっしりとタトゥーが施された犬が中国で物議に(FB,REDより)
《犬の背中にびっしりと龍のタトゥー》中国で“タトゥー犬”が大炎上、飼い主は「麻酔なしで彫った」「こいつは痛みを感じないんだよ」と豪語
NEWSポストセブン
(インスタグラムより)
《“1日で100人と寝る”チャレンジで物議》イギリス人インフルエンサー女性(24)の両親が現地メディアで涙の激白「育て方を間違ったんじゃないか」
NEWSポストセブン
藤澤五月さん(時事通信フォト)
《五輪出場消滅したロコ・ソラーレの今後》藤澤五月は「次のことをゆっくり考える」ライフステージが変化…メンバーに突きつけられた4年後への高いハードル
NEWSポストセブン
石橋貴明、現在の様子
《白髪姿の石橋貴明》「元気で、笑っていてくれさえすれば…」沈黙する元妻・鈴木保奈美がSNSに記していた“家族への本心”と“背負う繋がり”
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「タダで行為できます」騒動の金髪美女インフルエンサー(26)が“イギリス9都市をめぐる過激バスツアー”開催「どの都市が私を一番満たしてくれる?」
NEWSポストセブン
ドバイのアパートにて違法薬物所持の疑いで逮捕されたイギリス出身のミア・オブライエン容疑者(23)(寄付サイト『GoFundMe』より)
「性器に電気を流された」「監房に7人、レイプは日常茶飯事」ドバイ“地獄の刑務所”に収監されたイギリス人女性容疑者(23)の過酷な環境《アラビア語の裁判で終身刑》
NEWSポストセブン
Aさんの乳首や指を切断したなどとして逮捕、起訴された
「痛がるのを見るのが好き」恋人の指を切断した被告女性(23)の猟奇的素顔…検察が明かしたスマホ禁止、通帳没収の“心理的支配”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
【七代目山口組へのカウントダウン】司忍組長、竹内照明若頭が夏休み返上…頻発する「臨時人事異動」 関係者が気を揉む「弘道会独占体制」への懸念
NEWSポストセブン