ライフ

【著者に訊け】中野ジェームズ修一氏 新感覚「読む筋トレ」

中野ジェームズ修一が「読む筋トレ」を語る

【著者に訊け】中野ジェームズ修一氏/『中野ジェームズ修一×運動嫌い わかっちゃいるけど、できません、続きません。』/NHK出版/1400円+税

 巣籠りが常態化し、運動不足がいつになく気になる昨今、「テレワークになってラッキーだと思った人にこそ読んでほしい」というのが、その名も『中野ジェームズ修一×運動嫌い』だ。

 東京・神楽坂で会員制パーソナルトレーニングジムを主宰する中野氏が、編集者や看護師、CAや農家等、各界の「運動嫌い」と対談。わかっちゃいるけどできない、続かない彼らの本音を聞き出し、覚醒までも本書は促す。巻末に写真付きの実践編が載るものの、「基本、文字だらけ!」という点で、まさに前代未聞の読むエクササイズ本といえよう。

 それもこれも、〈間違った健康情報〉を鵜呑みにし、運動した気でいる日本人に〈本当の運動〉をしてほしいから。そして〈近い将来、日本人のほとんどがロコモティブシンドローム(運動器症候群)になって歩けなくなるというのも、けっしてあり得ない話じゃない〉からだと、生まれついての運動好き・中野氏は言う。

〈私は子どもの頃からずっと運動ばかりしてきて、トレーナーになってからは運動が大好きな人や、運動しなければいけないアスリートに囲まれて仕事をしてきました。そのせいで、運動をしない人との接点がなくなり、世の中にたくさんいる運動嫌いの人たちの気持ちがわからなくなっていたのです〉という、正直な執筆動機がまずふるっている。

「私は3歳で水泳を始め、体育ではヒーローになり、進学もスポーツでしてきました。勉強でも運動でも、得意な人に不得意な人の気持ちはわかりづらいですよね。それがわからないままトレーニング法だけ書いても意味がないし、まずは相手の話を聞き、寄り添う本を作ろうと考えたのです」

関連記事

トピックス

バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
ドラマ『Believe -君にかける橋-』で木村の妻役で初共演
初共演・天海祐希もハイテンションに! “木村拓哉の相手役”が「背負うもの」と「格別な体験」
女性セブン
オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン