“党内が支えない”石破茂・元幹事長
敵は”身内”か(時事通信フォト)
ポスト安倍の「本命」とみられている。前回総裁選では安倍首相に党員票で善戦し、世論調査でも支持が高い。
「経験、勉強、準備もできているが、政治は1人では結果が出せない。安倍内閣の長期政権は党幹部、議員、官僚の忖度で成り立っていた。石破氏は安倍首相とは違うタイプのリーダーだが、どんな形であれ協力体制の構築は欠かせない。その協力を得られるかが大きな懸念材料です」(政治評論家・有馬晴海氏)
「保守としては論外。そもそも愛国心がなく、尊皇の意識が弱い。以前、屋形船の会合で一緒になった。そのとき、最後に全員で『海行かば』を歌おうということになったが、彼は『歌わない』と言い、歌わなかった」(西村眞悟・元衆院議員)
“経験不足で半分青い”小泉進次郎・環境相
期待のプリンスも色々とアラが見えてきた(時事通信フォト)
小泉氏も新聞の世論調査では「次の総理にふさわしい政治家」の上位にランクインしている。
「総理にしたくないというか、器ではない。いろんな面で認識不足、政治家としてのベースができていない。もう当選4回、国会議員12年目ですよ。党の農林部会長、厚労部会長の時はバックに官僚の指導役がいたが、何も身についていない。今の彼に外交や安全保障、経済、福祉のどれも担う力はない。次期総理なんてとんでもない」(ジャーナリスト・安積明子氏)
「言語明瞭だが、経験不足で政治家としては“半分青い”。国会答弁、街頭演説を聞いていると、話すスタイルが父・純一郎元首相にそっくり。父離れできていない」(政治評論家・伊藤達美氏)