小池都知事の動きを恐れる政府(時事通信フォト)

「先の都知事選で無事、再選を決めた小池さんは今後、大々的なパフォーマンスができる。官邸側は、『なぜ国は何も対策しないのか!』と打って出られるのが最も怖い。

 彼女は自らの懐を痛める休業補償の話を巧妙に避けつつ、感染再拡大の原因は緊急事態宣言を出さない政府の弱腰にあると印象づけ、都民に対して、『外出自粛を強くお願いする。国のため、地方のため、来年の東京五輪のため、お盆休みはステイホーム!』と熱弁するでしょう。小池さんの思惑通りになれば、都民のお盆と夏休みは消滅する」

 国際医療福祉大学病院内科学予防医学センター教授の一石英一郎さんも、「夏の外出自粛要請は待ったなし」と指摘する。

「このまま感染者が増え続けるのであれば、残念ながら夏季休暇前のタイミングでの外出自粛要請が判断されるかもしれません。夏の長期休暇が日本の感染再燃の瀬戸際における、大変重要な判断になると思います」

 すでに立てた夏の計画は、直ちにリスケジュールした方がよさそうだ。

※女性セブン2020年7月23日号

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