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韓流「死んだ人とVRで再会できる」実現がもたらす世界

涙を誘った番組の1シーン(C)MBC

 Netflix配信の韓国ドラマ『愛の不時着』が、『冬のソナタ』(2003年)以来の韓流ブームを巻き起こしているが、ドキュメンタリーでも日本で感動を呼んでいる韓流作品がある。今年2月に韓国大手テレビ局MBCで放映され大きな反響を呼んだドキュメンタリー『ミーティング・ユー』だ。

 番組は、韓国に住む母親が2016年に血液の病気で急死した7歳の娘とVR(バーチャル・リアリティ=仮想現実)で再会を果たすまでを追ったもの。クライマックスの再会場面はユーチューブで2000万回以上再生されている。

「ママ! ママ、どこにいたの? ママ、私のこと考えてた? ママに会いたかったよ」──VRの世界で娘はそう言いながら母に駆け寄る。

 生前に録音された娘自身の声と、同年代の子供の会話データからAIが再構築した音声が使われた。動き回る姿は、生前の写真や動画から仕草などを分析し、3D動画を作り出したという。

 亡き娘と一緒に誕生日を祝い、言葉を交わしながらも嗚咽が止まらない母。娘が母に宛て「また会ったら、たくさん遊ぼうね」と書いた手紙を読み上げると、母は「そうだね」とうなずく。ベッドに横になり、「私、眠くなってきちゃった。ママ、横にいてね。じゃあね、バイバイ」と言うと、娘は光を放つ蝶となり、VRの空に飛び立っていった。

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