永寿総合病院側もHP上でこのプロジェクトを告知したが、寄付金額は7月29日時点で4600万円あまり。病院に聞くと、こう回答した。
「当院OBの先生方とは患者様の紹介も含めて繋がりは深く、善意でクラウドファンディングを立ち上げていただきました。国民の皆さまから支えていただけることに感謝しつつ、皆様にとって必要な医療機関であり続けたいと思っております」(法人事務局)
患者たちにとっては命をつなぐ重要拠点。病院再生への道のりはまだ険しいが、止まるわけにはいかない。
※週刊ポスト2020年8月14・21日号