プロポーズをしたのは信之さん。蓮舫氏は「私でよければ」と即答し、出会って1年、交際1か月経たないうちの電撃婚だったという。1993年にホテルオークラ(東京・虎ノ門)で結婚式を挙げた。
1995年、夫婦は一緒に北京大学へ留学。2年間の予定だったが、蓮舫氏が妊娠して途中帰国、男女の双子に恵まれた。
息子のドラマ収録現場についていった
「厳父のような母」と「慈母のような父」──信之さんは村田家の家族関係を周囲にこう語っていたという。
「政治家として多忙な日々を送る蓮舫さんを、家庭内で支えていたのが村田さんでした。子供が小さい頃、“朝ごはんと弁当を作るのは蓮舫さん”というルールがあったものの、家事と育児の全般を村田さんがこなしていた。掃除、洗濯から、犬の散歩にゴミ出し、買い物と夕食作りまで。フリージャーナリストで仕事の時間に融通がきくこともあり、村田さんが完全に“主夫”でしたね」(前出・知人)
冒頭の番組を見ると、“夫婦のヒエラルキー”がはっきりわかる。蓮舫氏は何年に結婚したのか覚えていないし、結婚記念日も忘れた。プロポーズの言葉も覚えていない。一方、それらを全部覚えていた信之さんを、蓮舫氏は一蹴。
「そんなのいちいち覚えてたら、人生面倒くさいですよ」
夫を「ペット以下」扱いする様子に放送後、番組へ「夫への虐待ではないか」という抗議の電話が相次いだという。蓮舫氏に言わせれば、「子供は私のすべて」。夫とは対照的に、双子の子供のことは溺愛してきた。
「長男も長女も幼稚園から名門・青山学院に通わせ、長男はイギリスへ、長女はニュージーランドへの留学もさせました。4年前にテレビ番組に出演したとき、美男美女の双子だと評判でしたが、やはり長男の琳さんはいまアイドルとして活動し、徐々に人気が出ています」(政界関係者)
「VOYZ BOY」という40人以上の男性アイドルグループのメンバーの村田琳は昨年、大泉洋主演のヒットドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)に出演。バラエティーにも“あの蓮舫のイケメン息子”として引っ張りだこだ。テレビ局関係者の話。
「彼はトーク番組で、蓮舫さんのイメージを覆すような素顔を隠すことなく話すのでとても評判がいい。アイドルグループの公演に毎回のように蓮舫さんがペンライトを持って駆けつけたり、メンバー2人と共同生活を送る彼の部屋に週に1度は蓮舫さんが来て掃除や洗濯をしたり、いまでも貯金の管理は蓮舫さんがやっていたりと、エピソードも豊富なんです」