琳のドラマ収録現場についていったエピソードなどは“親バカ”そのものだ。

「子供たちが独り立ちしたのも離婚の大きな理由でしょう」とは前出の知人。

「息子の芸能活動も軌道に乗りかけているし、今春、娘の就職内定も決まったそうです。蓮舫氏本人は民進党代表になったタイミングで“庶民派”“親しみやすさ”を演出するために家族一同でテレビ出演したものの、娘に父親のことを『ペット以下』と言わせたことは、さすがに…。実際にそうだったとしてもテレビで公言するのは普通ではありません。娘の就職の足を引っ張らないために、内定するまでは離婚するわけにはいかなかったということなのでしょう」

 子供が留学するまで、つきっきりで育児をしたのは父親。信之さんがいてはじめて、蓮舫氏は深夜にわたっての会合にも出席することができたし、子供も立派に成長した。しかし、子供の独立が決まるやいなやの離婚。長年村田家を知る関係者が話す。

「周囲では村田さんの“使い捨て離婚”という声もあります。そもそも蓮舫さんは結婚した頃から、“自分が政治家になり、夫を秘書として使おう”という気持ちがあったと思います。公私ともにパートナーという関係。しかし、村田さんは目黒区議選に落選するなど政界に縁がなかった。

 子育てが終わったいま、政界でのパートナーにもなれない村田さんと結婚している意味がないと感じたのかもしれません。

 一方で、村田さんも九州男児の気質があり、プライドもあるし、決断も早い。もう限界だと悟ったのでしょう」

 夫婦の離婚の話し合いは、30分ほどを2回だけ、たった1時間で済んだという。

 離婚が報じられた日、目黒区内の自宅前で蓮舫氏を直撃したが、口を真一文字に結んで軽く会釈をしたまま、車に乗り込んだ。その自宅戸建てのローンは長年、蓮舫氏と実母、信之さんで3分割して払ってきた。しかしつい最近、家族とペットを残し、信之さんが出て行ったという。

※女性セブン2020年9月10日号

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