芸能

MC挑戦・サンドウィッチマン 秀逸な「斜め上」のアドリブ力

特番『ただ今、コント中。』でのアドリブ芸に期待が集まる(時事通信フォト)

「こんにちは!サンドウィッチマンです!」というツイートが大きな反響を呼んでいる。“ガラケー派”として知られるお笑いコンビのサンドウィッチマンが、8月29日放送の特別番組『ただ今、コント中。』(フジテレビ系、夜9時~)の公式Twitterアカウントを通じて、人生で初めてツイートをしたのである。

『ただ今、コント中。』は、今年1月に放送された国民的コント番組『志村けんのバカ殿様』以来となる、フジテレビによるゴールデンタイムのコント番組だ。サンドウィッチマンがメインキャストを務め、若手芸人からベテラン芸人、さらに人気女優やアイドルまで、バラエティ豊かな布陣が痛快な王道コントを繰り広げるという。

『日経エンタテインメント!』が発表した「タレントパワーランキング」で2019年から2020年にかけて連続で総合1位を獲得するなど、今やサンドウィッチマンは抜群の好感度と屈指の人気を誇るお笑いコンビとして知られている。言うまでもなく、彼らの魅力の一つはクオリティの高いコント漫才だ。

 サンドウィッチマンは、宮城県泉市(現・仙台市泉区)出身で高校の同級生でもある伊達みきおと富澤たけしが1998年に結成。2005年よりお笑いネタ番組『エンタの神様』に出演し徐々に人気を集め、2007年のM-1グランプリで優勝を果たすことで一躍お茶の間に知られるようになっていった。同グランプリの決勝戦で披露したのは、初めて『エンタの神様』に出演した際と同じ「ピザのデリバリー」のネタだった。

 定番の「ちょっと何言ってるかわからない」というフレーズをはじめ、小ネタ満載でテンポよく進むコント漫才は痛快だ。なかでも2009年のキングオブコント決勝戦で披露した「ハンバーガーショップ」のネタには根強い人気があり、2017年12月に放送されたバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』内の企画では「もはや誰がやっても面白い」と紹介されている。

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