芸能

ずん飯尾似のおじさんと飲み友のOL「素の自分を見せられる」

「おじさん」がなぜ人気?(時事通信フォト)

『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)にいま、多くの女性から共感の声が上がっている。ヒロイン・多部未華子(31)が大森南朋(48)演じる家政夫に惹かれていく様子に、「かわいいおじさん」の支持率が急上昇しているのだ。女性の話にいちいちアドバイスや意見を挟むのではなく、基本的には相槌をうってくれるような人が好まれるのだという。

 IT関連企業で働くナナコさん(36)も、“かわいいおじさん”には特有の話し方があると語る。

「喫茶店でパソコン作業をしていたら隣のテーブルに俳優の小日向文世さん(66)みたいな白髪の男性が座ってきて、目が合ったんです。そしたら『お仕事ですか? がんばってますね』とさらりと話しかけられて。最初は愛想笑いして終わったのですが、私の作業の邪魔にならないタイミングで『素敵な女性が働く姿はカッコよくていいですね』と褒めつつ、『僕は去年退職したから、すっかり毎日が夏休みだよー』と話す感じが年上なのになんだかチャーミングで。つい私から『どんなお仕事されていたんですか』みたいな質問をしていたんです」

 男性と連絡先まで交換したというナナコさんだが、普段はナンパされても相手にしないという。

「そのおじさんは下心も一切感じさせず、自分のことはへりくだって照れ笑いしながら話す感じとかが心地よかった。会話のテンポもゆっくり落ち着いていて、こういう男性だと、声をかけられてもいいなって思いました」

 電器メーカー勤務のルリさん(32)は、仕事帰りに会う飲み友達の年上男性が、まさに「かわいいおじさん」だという。

 ドラマやCMでプチブレイク中のお笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹(51)に性格も顔もよく似た20歳年上のおじさんだ。

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