ライフ

松田聖子ファンが語る80年代グッズ事情 校則で禁止される

 多感な時代に、誰しも一度は我を忘れて熱中したものがあるはず。薬剤師のジュンさん(53才)は、中学生以来40年来の松田聖子ファンで、自宅には集めた聖子グッズを保管する「聖子専用部屋」があるほどの筋金入りだ。そんなジュンさんに、蒐集した聖子グッズについて話を聞いた。

 * * *

ブロマイド

レコード店のアイドル専門コーナーで100円で販売さていたブロマイド。ジュンさんのコレクションは、ざっと写真アルバムが3冊分になる

 ブロマイドは、「見つけたらすぐ購入」が鉄則です。スターブロマイドでおなじみのマルベル堂のものもたくさんあります。値段はだいたい1枚100円。見つけたら欲しくなって、あるだけの種類を買っていました。多すぎて数え切れないくらいですが、初期のものがやっぱりレアなのかなぁ。友達から「お誕生日プレゼントは何がいい?」と聞かれたら、「ブロマイド!」と即答していたことを思い出します。

聖子本

エッセイのほか、『プルメリアの伝説』や『夏服のイヴ』など彼女が出演した映画のノベライズも、読書用と保存用の2冊ずつ購入

 聖子にまつわる本は1980年代に特に多く出版されていて、本人が携わった「公式本」から、彼女を追った「研究本」までいろいろありました。なかでも、本人が著者のものは必ず2冊、購入していました。実際に読む1冊と、保存用の1冊です。

『両手で聖子』(集英社)は1981年に出たエッセイ本で、デビュー当時からのエピソードが綴られています。まあ、正直、私は全部知っているようなことばかりでしたけど(笑い)。聖子が花輪をかぶってカーディガンを着ているのは、雑誌『明星』(集英社)の付録です。これ、『明星』を買っていた何人かの友達がくれたものなんですよね。だから4冊あるんです。

関連キーワード

関連記事

トピックス

伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
総理といえど有力な対立候補が立てば大きく票を減らしそうな状況(時事通信フォト)
【闇パーティー疑惑に説明ゼロ】岸田文雄・首相、選挙地盤は強固でも“有力対立候補が立てば大きく票を減らしそう”な状況
週刊ポスト
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン