国内

青森発!話題の「漁師カード」 レジェンドレアは組合長

「イケメンナンバー1との声が高い、帆立漁師の豊島廉さん(31才)のカードは、UR(ウルトラレア)の漁師カード。

 青森県の漁師たちのカードが県内の主婦や子供たちをはじめ、ネットで話題になっている。このカードが誕生したのは、昨年の12月。青森県農林水産部水産局水産振興課の木村紀昭さん(32才)が、地元の漁業をPRしようと考える中で、ふと思いついたことがきっかけだ。

「私の前任者が、漁師の皆さんをモデルにポスターを作っていて、これをカードにしたら観光PRになると思いました。青森県は日本屈指の魚と酒の名産地。その最前線で働く彼らのありのままの姿を伝えたいと思ったのです」(木村さん・以下同)

 裸にエプロン姿の漁師が、ニッコリと微笑んだり、ポーズをとったり。そのシュールな設定がウケ、SNSを通じてその存在が一気に広まった。

「漁師たちも快諾してくれて、次々と協力者が出てきました。いまでは60人ほどいる漁師がほぼ全員登場しています」

 漁師以外にも漁連・漁協の職員や調査船の乗組員などのカードも登場。作成は、木村さんが撮影・デザイン・印刷などをすべてひとりで行っている。

「県内で行われている魚のPRイベントや、スーパーなどで不定期に行われる魚フェアなどで魚を買ってくださったかたにカードをお渡ししています。その噂が徐々に広まり、最近は県外から来場してくださるお客様も増え、1回のイベントで300枚がなくなるほどです。なかには『全種類コンプリートしたい』と、いろんなイベントに来てくださるかたもいらっしゃいます」

 カードは、都府県にある青森関連のショップや飲食店でも入手可能だが、通販は行っていない。

「『どこで手に入りますか?』という問い合わせを頻繁にいただきますが、コロナ禍でイベントが開きにくかったり、人の往来が制限されるため、入手困難な面もあり、残念なことにオークションサイトで“5枚4500円”といった値段で取引されているのを見かけました。コロナが落ち着いたら、ぜひ、青森県にいらして最高の魚をご購入いただき、カードをゲットしていただきたいです」

 また9月17日に発表された『2020年日本民間放送連盟賞テレビCM部門』にて、同カードをもとに制作された「漁師はヒーロー!食べよう青森の魚(60秒)」が優秀賞を受賞。さらに注目度が上昇中! あなたのタイプは誰?

※女性セブン2020年10月8日号

関連記事

トピックス

石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン
秋の園遊会で招待者と歓談される秋篠宮妃紀子さま(時事通信フォト)
《陽の光の下で輝く紀子さまの“レッドヘア”》“アラ還でもふんわりヘア”から伝わる御髪への美意識「ガーリーアイテムで親しみやすさを演出」
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《24歳の誕生日写真公開》愛子さま、ラオス訪問の準備進めるお姿 ハイネックにVネックを合わせて顔まわりをすっきりした印象に
NEWSポストセブン
ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
韓国・漢拏山国立公園を訪れいてた中黒人観光客のマナーに批判が殺到した(漢拏山国立公園のHPより)
《スタバで焼酎&チキンも物議》中国人観光客が韓国の世界遺産で排泄行為…“衝撃の写真”が拡散 専門家は衛生文化の影響を指摘「IKEAのゴミ箱でする姿も見ました」
NEWSポストセブン
 チャリティー上映会に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが出席された(2025年11月27日、撮影/JMPA)
《板垣李光人と同級生トークも》愛子さま、アニメ映画『ペリリュー』上映会に グレーのセットアップでメンズライクコーデで魅せた
NEWSポストセブン
リ・グァンホ容疑者
《拷問動画で主犯格逮捕》“闇バイト”をした韓国の大学生が拷問でショック死「電気ショックや殴打」「全身がアザだらけで真っ黒に」…リ・グァンホ容疑者の“壮絶犯罪手口”
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
ガーリーなファッションに注目が集まっている秋篠宮妃の紀子さま(時事通信フォト)
《ただの女性アナファッションではない》紀子さま「アラ還でもハート柄」の“技あり”ガーリースーツの着こなし、若き日は“ナマズの婚約指輪”のオーダーしたオシャレ上級者
NEWSポストセブン
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン