芸能

最強の昭和ポップスは? 貴重な存在だった「伊藤つかさ」

伊藤つかさ『少女人形』のジャケット写真

 世代を超えて、長く愛され続けている昭和のヒット曲。令和になっても、ゴールデンタイムのバラエティー番組で昭和歌謡が特集されたり、日本の“シティーポップ”が世界的に流行したりと、日本の音楽界を彩った昭和ポップスが人気なのだ。そこで、昭和ポップスに詳しい俳優・歌手の半田健人さん、昭和歌謡ライターの田中稲さん、Webデザイナー&サイト運営するさにーさんの3人が集結し、“最強の楽曲”を決めるべく、鼎談を開催した。まずは、それぞれが“最強の楽曲”候補として事前に選出した“昭和ポップスMY BEST10”から発表しよう。

【半田健人さんのMY BEST10】
第1位 バス・ストップ /平浩二(1972年)
第2位 みずいろの手紙 /あべ静江(1973年)
第3位 また逢う日まで/尾崎紀世彦(1971年)
第4位 ひとりじゃないの/天地真理(1972年)
第5位 私はピアノ/高田みづえ(1980年)
第6位 あなたの心に/中山千夏(1969年)
第7位 君が美しすぎて/野口五郎(1973年)
第8位 ふりむかないで/ハニーナイツ(1970年発表、レコード発売1972年)
第9位 お座敷ロック/五月みどり(1958年)
第10位 ルビーの指環/寺尾聰(1981年)

【田中稲さんのMY BEST10】
第1位 TVの国からキラキラ/松本伊代(1982年)
第2位 青葉城恋唄/さとう宗幸(1978年)
第3位 ギャランドゥ/西城秀樹(1983年)
第4位 お嫁サンバ/郷ひろみ(1981年)
第5位 熱き心に/小林旭(1985年)
第6位 少女人形/伊藤つかさ(1981年)
第7位 ラ・セゾン/アン・ルイス(1982年)
第8位 疑問符/河合奈保子(1983年)
第9位 色つきの女でいてくれよ/ザ・タイガース(1982年)
第10位 前略、道の上より/一世風靡セピア(1984年)

【さにーさんのMY BEST10】
第1位 YOUNG MAN/西城秀樹(1979年)
第2位 時代おくれ/河島英五(1986年)
第3位 あんたのバラード/世良公則&ツイスト(1977年)
第4位 S・O・S/ピンク・レディー(1976年)
第5位 勝手にしやがれ/沢田研二(1977年)
第6位 ハッとして!Good/田原俊彦(1980年)
第7位 SEPTEMBER/竹内まりや(1979年)
第8位 初恋/村下孝蔵(1983年)
第9位 飾りじゃないのよ涙は/中森明菜(1984年)
第10位 SWEET MEMORIES/松田聖子(1983年)

 この鼎談では、それぞれのMY BEST10の6位から4位に注目する。

 * * *
──6位から4位のランクイン曲を見ていきましょう。

半田:6位の『あなたの心に』は、メロディーが本当にシンプル。いまならディレクターがOKしてくれないんじゃないかというくらいです(笑い)。

──最近の曲は複雑になりすぎているということですか?

半田:そうですね。もう少し音数を抜いていくといいのかなと思います。5位は『私はピアノ』。サザンオールスターズが好きというわけではないんですが、この曲に関しては好き。メロディーがとにかく素晴らしい。ぼくの好きな曲の5本の指に入るお気に入りです。4位は田中さんも思い出の!?天地真理ちゃん。

田中:ははは(笑い)。

関連記事

トピックス

行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
SNSで「卒業」と離婚報告した、「第13回ベストマザー賞2021」政治部門を受賞した国際政治学者の三浦瑠麗さん(時事通信フォト)
三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン