コロナ禍でスマホやパソコンに向かう時間が増えた人が増加

 では、スマホによる病気を防ぐにはどうすればいいのか。

 もちろん「長時間使わない」ことが最善だが、使い方を意識するだけでも体への負担は大きく変わるという。ちくさ病院の総合内科医・近藤千種さんはこう言う。

「使うときはなるべく下向きの姿勢を避け、猫背にならないこと。目の高さか少し下を向く程度にして、画面を目から30~40cm離しましょう。1時間以上スマホを見る場合は、間に10分程度の休憩を入れ、寝る2時間前からはスマホを見ないことを心がけてください」(近藤さん)

 スマホを使う合間にストッレッチをはさむことも有効だ。整体院「御影フィール」院長の鄭信義さんはこうアドバイスする。

「スマホを長時間使っていると緊張状態が続き、交感神経が優位になるため、呼吸は浅く心拍数が多くなります。ストレッチや深呼吸をすることで副交感神経を優位にさせることが、緊張状態をほぐして全身の凝りをほぐす最善の方法でしょう」(鄭さん)

 デジタルの普及が進み、生活のなかで必要不可欠な存在になったスマホ。そんな存在だからこそ、私たちの健康を脅かす「新たな現代病」になりつつある。上手な向き合い方を学び、正しく活用することが健康な体への第一歩だ。

※女性セブン2020年11月5・12日号

関連記事

トピックス

三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン