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2020.11.10 16:00 週刊ポスト
旅人・紗綾と行く九州豪華列車旅 桜島や霧島山麓の絶景満喫

北九州出身の紗綾が豪華列車に乗りながら九州の魅力を案内
黒光りする重厚なボディに金色のロゴマークが輝く車両が海岸沿い、山間を駆け抜ける。JR九州が新たに投入した観光列車「36ぷらす3」が10月16日、華やかにデビューした。“走る九州”と銘打ち、地元の食、伝統工芸、文化など九州の魅力を詰め込み、木曜から月曜まで5ルートをつなげて九州全7県をめぐる。7月豪雨による被災で運行保留中だった木曜ルートも11月19日から運行開始予定となり、全ルートの総走行距離は1198キロに及ぶ。1日単位で乗車でき、乗車区間やプランの選択肢が多いのが魅力だ。月曜ルートの博多駅―佐賀駅間のグリーン席プランなら5270円で気軽に乗れる。
北九州市特命観光大使も務める紗綾さんが、鹿児島中央駅から宮崎駅へ向かう金曜ルート「黒の路」に乗車する。
「えっ、私が乗る1号車の床は通路も個室も全部、畳敷きなんですか! いぐさのいい香りがして心身ともにリラックスできますね」(紗綾さん・以下同)
靴を脱いで足を踏み入れると、驚きの声を上げた。全6両編成で車両ごとに趣が異なり、1号車(個室)と6号車(グリーン席)は畳敷き仕様となっている。
発車から10分弱後、雄大な桜島と鹿児島湾(錦江湾)の絶景が進行方向右側の車窓に流れてきた。スマートフォンでの撮影に夢中になる紗綾さんの笑顔が弾ける。
「湾に沿ってしばらく走行するので、桜島をぐるり180度の角度から眺められて感動しました。景色を楽しみながらいただいた、鹿児島県の山海の幸がたっぷり入った食事も最高に美味しかったです!」
「36ぷらす3」をデザインしたのは水戸岡鋭治氏。かつて同氏がデザインし、特急「つばめ」として活躍した車両「787系」を全面的に改造した。その「つばめ」時代に人気を博したビュッフェが17年ぶりに復活したのも「36ぷらす3」の目玉の一つ。床や壁に銅板を多用したモダンな空間で、紗綾さんも足を運び、九州の地酒などを楽しんだ。

電車内の通路の装飾も豪華絢爛
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