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2020.11.17 16:00  週刊ポスト

2場所連続全休の両横綱に引退勧告しない横審の存在意義とは

かつて朝青龍には厳しい対応をしたはずだが…(写真/共同通信社)

かつて朝青龍には厳しい対応をしたはずだが…(写真/共同通信社)

煙たがられる存在が必要

 2017年1月~2019年1月に委員長を務めた北村正任氏(元毎日新聞社長)は、横綱・日馬富士の暴行事件に際して、「引退勧告に相当する」と進言した。

 北村氏は「今やっている(横審の)方々がいらっしゃるからね……」と慎重な口調だったが、事件当時を振り返りながら、「あの時は、みんなの意見をよく聞いて結論を出した。今回も横審として何かモノを言うべきだとは思いますね」と話した。

 そして、「(横審は)“煙たいと思われる存在”でないといけないと思いますよ」と付け加えた。

 前出・守屋氏は取材の最後、寂しそうに呟いた。

「相撲? もう愛していないですよ。横綱不在のなかで日本人横綱が誕生するのではなく、横綱を倒して強い日本人横綱に誕生してもらいたい。相撲ファンの共通した思いじゃないかな……」

 国技の危機に、誰かが声を上げるべきでないか。

※週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号

鶴竜は直近の7場所で6回休場しているが…(時事通信フォト)

鶴竜は直近の7場所で6回休場しているが…(時事通信フォト)

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