スポーツ

田中将大「日本球界復帰」説が浮上 子供の教育も関係か

マウンド上で頑張る父──子育てのフィールドはどこになるのか

マウンド上で頑張る父──子育てのフィールドはどこになるのか(写真/GettyImages)

 野球の本場アメリカのメジャーリーグで、年間最優秀投手を決めるサイ・ヤング賞候補に名を連ねたダルビッシュ有(34才)と前田健太(32才)。受賞すれば日本人初と注目され、惜しくも落選したもののファンは大いに賑わった。

「実はシーズン中盤以降、日米球界関係者の間では、ワールドシリーズの行方や賞レースに負けず劣らず、ある日本人投手の去就が熱視線を集めていました」と語るのは在米スカウト関係者。

「今シーズンで、ニューヨークヤンキースとの7年164億円の契約が満了した“マー君”こと、田中将大投手(32才)です。昨シーズンまでと同様に獅子奮迅の活躍ならば、すんなりとヤンキース残留となったでしょうが、今シーズンの成績が3勝4敗と振るわず“マー君は来年どのチームへいくんだ!?”と関心の的になっているんです」(同前)

 田中獲得のチャンスを窺っているのはメジャーの他球団だけではない。日本球界でも、古巣の楽天や、資金力のある巨人が虎視眈々と狙っているという。

「愛妻家のマー君のことですから、妻の里田まいさん(36才)の意見も尊重しているはずです。

 里田さんは日本の女性ファッション誌でニューヨーク生活についてのコラムを連載しています。文字通りにセレブ・ニューヨーカーの生活を満喫していて、ニューヨーク愛に溢れている。ニューヨークは全米でも特に治安もいいですからね。できればそのままニューヨークで暮らしたいはずです。

 ただ、逆に言えば、ニューヨークに本拠地を置くヤンキースやメッツと契約しなければ、アメリカの他都市に引っ越すことになる。イクメンパパでもあるマー君が家族と離れて暮らすことは考えにくい。“それならば家族みんなで日本に帰ろうか”となるかもしれません」(前出・スカウト関係者)

 直近の米大統領選でも露呈したが、アメリカの分断社会は深刻だ。外国人が住みづらい国になっているという報道が多いのも気になるところ。

 子供たちの存在も、日本球界復帰を後押しするかもしれない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト