がん患者はこう変化する

がん患者はこう変化する

 高齢者の場合、一見、冷静に振る舞っていても、がん告知が大きなストレスであることは間違いない。多くは2週間ほどで少しずつ状況を受け入れ落ち着きを取り戻すが、なかにはうつ状態に陥ることもあるという。うつや不眠、食欲不振などが続くようなら、担当医や心の専門家に相談を。

【教えてくれたのは……】
山口建さん/静岡県立静岡がんセンター総長。国立がんセンター(現・国立がん研究センター)研究所副所長、宮内庁御用掛などを経て現職。最先端がん医療の実践とともに、徹底した患者家族支援を進め、2012年、センターとして朝日がん大賞受賞。厚生労働省がん対策推進協議会会長。著書に『親ががんになったら読む本』(主婦の友社刊)など。

※女性セブン2020年12月17日号

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