裁判では同社社長に20年の懲役刑、155万元(約2500万円)の罰金が科された。また、工場の安全管理を点検・検査する行政機関である塩都市環境監視センターの責任者や関係者ら22人が、危険物管理に関して虚偽の書類を発行した罪で、9か月から4年の懲役刑を、江蘇省政府や塩城市政府幹部も職務怠慢と贈収賄の罪で3年3か月から7年6か月の懲役刑を言い渡されている。
中国では裁判に5年から10年もかかることが多いものの、1年半でのスピード判決だった今回について、地元メディアは「習近平国家主席ら中国共産党最高指導部が事態を重視しており、異例の展開になった」と報じている。