ライフ

誰にも言えないスマホの中身「見られてしまった」エピソード集

aa

誰しもが持っているスマホの中の秘密(イラスト/服部元信)

 もはや分身のような存在のスマートフォン(スマホ)。個人情報保護は完璧という人でも、のぞき見されたらちょっと恥ずかしい写真やメッセージの1つや2つあるものだ。

 そんなスマホの秘密をさらし合う7人の大人たちを描いた映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』が1月8日から公開されている。この作品は、イタリアのコメディー映画の日本版で、すでに18カ国でリメークされている。まさに、世界中がスマホの中身に興味津々なのだ。

 そこで、女性セブン読者の男女950人にに「他人にスマホの中身を見られたことはありますか?」というアンケートを実施。すると、「ある」が17%、「ない」が83%という結果だった。ここで気になるのが、「ある」と答えた人はどんな状況だったのかということ。個別の回答を紹介しよう。

「会社の上司からのメールなのに、不倫していると疑われたことがある」(47才・パート)
「私のスマホの待受はかわいいペットのコーンスネーク(蛇)なんですが、同僚に見られたとき、“なんで蛇なんか待受画面にしているんですか? きもーい”と言われて、ムッとしました」(29才・契約社員)

「ママ友A子とランチをしようと、私のスマホでお店を探しているときに、LINEの通知が。それは別のママ友B子からで、そこにはA子に対する不満や悪口が書かれていて……。そっとスマホをバッグにしまいましたが、その後、A子とは、かなり微妙な空気に」(44才・主婦)
「子供が勝手に私のスマホを見て、友人とのLINEのやり取りや保存していた画像を家族にバラした」(34才・会社員)

「元彼から連絡が来たのをいま彼に気づかれ、スマホを見せろと言われて大げんかになった」(34才・会社員)
「どんな画像を保存しているか見たいと、ボーイフレンドに言われたことがある。そういうことを言われるのが嫌で、最終的に別れました」(69才・主婦)
「彼氏との食事の後、浮気相手に会うためにトイレで化粧直しをしている間に、彼にスマホを見られ、浮気がバレた」(36才・自営業)

「浮気相手とのLINEを彼氏に勝手に見られて、修羅場になったことがある」(31才・会社員)
「シングルマザーで、彼氏がいます。最近、娘が私のスマホを勝手に見ていることが発覚。私と彼氏がどんなことをやり取りしているか気になっているようです。(48才・会社員)

「画像を開いた状態で、スマホだけ置いて、その場を離れました。すると、主人が勝手に私のスマホを手にとって、『誰だ、こいつ?』と聞いてきました。勝手に見るな! 推しをこいつ呼ばわりするな!」(46才・契約社員)
「仕事中に、母から電話がかかってきて、うっかりスピーカーで通話してしまった。母は私のことを“○○オちゃん”と呼ぶので、職場のみんなに聞かれて恥ずかしい思いをしてしまった」(52才・会社員)
「寝ている間に彼女がこっそりぼくの指で指紋認証ロックを解除し、スマホの中身を見ていました。寝たふりでしたが、そのまま気づかないふりをしています」(32才・会社員)

取材・文/廉屋友美乃

※女性セブン2021年1月21日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン