豪雨の被災地をオンラインでお見舞いをされた(2021年1月、東京・港区=宮内庁提供)
「御所の改修には約8億円の予算が計上されていますが、これは単なる“リニューアル”の金額ではありません。首都直下地震に備え、御所の耐震は万全になっています。雅子さまはご家族のみならず、職員の安全も重視されているので、そのご意向がくまれたのでしょう」(皇室ジャーナリスト)
雅子さまは皇太子妃時代から、自ら被災地に足を運び、地震の被災者に寄り添われてきた。
「陛下と雅子さまは2011年から何度も東日本大震災の被災地を継続的に訪問され、復興の状況を常に憂慮されています。1995年、阪神・淡路大震災にあたっては、中東訪問の日程を短縮して帰国され、被災地を訪ねられました。
13日の地震を受けて見合わせることが決まりましたが、今年は2月から3月にかけて岩手県、福島県、宮城県をオンラインで視察される予定でした。自らそうした“行幸啓”で注目を集めることにより、国民の地震への備えの意識を高める狙いもあったはずです」(前出・宮内庁関係者)
雅子さまの強い防災意識に、いまこそ学ぶべきだ。
※女性セブン2021年3月4日号