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2021.02.22 16:00  NEWSポストセブン

NYで見た「森辞任」と世界で活躍する日本人女性たちの落差

湯川れい子氏は女性の社会進出を進める活動にも積極的に参加してきた(時事通信フォト)

湯川れい子氏は女性の社会進出を進める活動にも積極的に参加してきた(時事通信フォト)

 もはや時代錯誤の男尊女卑は世界の現実から遠く離れた考え方だ。メディアで働く女性でも誰でも、日本社会を変えていこうとするなら、もはや年配の男性にアドバイスを求めることは一切やめればいい。社会的地位の高い男性たちの意見は、「尊敬をもって無視する」くらいでいいと思う。

 長くアメリカで暮らしていると、日本人がなんとも思わないことも世界では違和感を持たれていると痛感する。例えば日本の時代劇で、女性が男性に仕え、しかもとことんいじめられて、挙句の果てに斬られてしまうような場面を見ると、外国人が一緒なら恥ずかしい気持ちになる。もちろん大昔の設定なのだが、そういうドラマを現代の日本人が好んで見ていると知られたくないと感じるのである。多くの外国人は、日本人男性は女性をいじめると思っている。森氏の問題は、日本人男性にとっても迷惑千万だ。男性たちこそ、もっと声を上げるべきだった。

 やや飛躍するが、韓国人団体が世界中で宣伝している従軍慰安婦問題も、韓国人女性の活躍と日本人男性のイメージによって、どんどん韓国の宣伝が浸透している。もっと早く国際的な第三者機関できちんと調査して真実を世界に訴えるべきだったと思うが、今回の森氏の問題などがあると、ますます日本の主張は鼻で笑われるようになるだろう。「こういう人たちなら、韓国人が訴えるようなことをやったに違いない」と思われてしまうのだ。

 今回の問題を日本の男性も女性も重く受け止め、お互いの利益のため、そして国益のために協力して行動してくれればうれしい。そして女性たちには、世界には日本社会とは全く違うチャンスがたくさんあることも意識してもらいたい。世界に躍り出てほしい。

 中国人の作る和食は確かに美味しい。でも、日本人女性が経営する日本食レストランで祖国の味を楽しめる日が早く来てほしい。

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