綾瀬はるか主演のドラマが話題に(時事通信フォト)
「最初は突発的に『ワァァァ!』って怒っちゃう広瀬さんが刺々しく見えたけど、だんだんとマドンナの瀧本さんの方が性格が悪いことがわかってきた。ワンオペ育児の大変さなどもしっかり描かれていて、仕事で家庭を蔑にしていたことに気づく男性が多いかもしれません」
最終回に向けた興味は、広瀬と瀧本のどちらが大倉の妻となるかだ。
「普通の流れなら広瀬さんだけど、それだと普通すぎるかな……。1話が終わったときに広瀬さんの演技が怖すぎるとバッシングされたけど、その怖さが漫才でいう“フリ”になっているはず。最後は『いろいろ言われたけど、実は広瀬は素晴らしかった』というオチになると予想します!」
塙は『知ってるワイフ』と同じく、橋部敦子脚本の『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(テレビ朝日系・土曜23時)も楽しみにしているという。ぬいぐるみや植物などの声が聞こえる萌子美(小芝風花・23才)が主人公。繊細さゆえに人とうまく交流できない少女が生きづらさを克服していく姿を描く。塙が結末をズバリ予想する。
「モノの声が聞こえるヒロインの物語は、たいていモノの声が聞こえなくなって終わるんですよね。お母さん(富田靖子・51才)から『変な子』と言われ続ける、萌子美がモノだけでなく人間の心の声も聞こえるようになり、“実はお母さんは私のことをこんなに愛してくれていたんだ……!”とわかった瞬間、ぱったりとモノの声が聞こえなくなる。そんなラストを予想します」
藤原竜也(38才)が中学校内に常駐する警察官を演じる『青のSP(スクールポリス)』(フジテレビ系・火曜21時)も意外性のある設定がウリだ。
「学校に普通に警官がいて、子供をガンガン逮捕するんです。モンスターペアレントを持つ生徒を速攻で逮捕したときはスカッとしましたね。いまは先生が問題のある生徒にも手を出せないから、画期的な設定ですよね。今後の見どころは、かつて藤原くんの恋人を死に追いやったのは誰だったのかという点。大どんでん返しはなさそうですけど」
果たして塙の予想は当たるか!?
※女性セブン2021年3月11日号
塙が絶賛する『天国と地獄~サイコな2人~』(公式HPより)