国内

私大入試「志願者数トップ20」 早稲田ほか軒並み激減の中で人気を集めた大学は?

コロナ禍で行われた今年の大学入試(時事通信フォト)

コロナ禍で行われた今年の大学入試(時事通信フォト)

 今年の大学入試は、新型コロナの影響を大きく受けた。各大学とも感染予防に最大限の注意を払いながらの入試実施となった。今のところ入試でのクラスターは発生しておらず、ひと安心というところだ。しかし、受験生にとってみれば、慣れないマスクをしての受験は大変だったと思われる。

 今年の私立大学の一般選抜入試だが、志願者数が激減する事態となった。その大きな理由のひとつが浪人生の減少だ。

共通テストで「浪人生」が2割減った理由

 共通テストの志願者数は全体で4%減だったが、そのうち浪人生は2割減だった。浪人生は併願校数が多いため、浪人生の減少が私立大志願者数減少に直結する。今年度から始まった大学入試改革に不安を覚え、昨年のうちに大学に進学してしまった受験生が多かったため、浪人生が減少したと考えられる。

 私立大志願者数は、現在のところ昨年に比べて1割ほど減っている。少子化による高校卒業生数の減少は約2.6%だから、それよりはるかに大きい。

 一般選抜を受けずに合格を勝ち取っている受験生も多かったと見られる。コロナ禍によって、年明けに入試が実施されるかどうかも不安な状態だったこともあり、年内の総合型選抜(旧・AO入試)、学校推薦型選抜(旧・推薦入試)で合格を決めた受験生も多かった。

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン