芸能

佐藤健が独立へ、神木隆之介と新会社 「32才バースデー」前の決断

独立が明らかになった佐藤健(写真は2020年5月)

事実上の独立を発表した佐藤健(写真は2020年5月)

 3月21日に32才の誕生日を迎える俳優の佐藤健が3月16日、所属事務所から事実上の独立を発表した。きょう19時から有料のバースデーオンラインイベントが開かれている最中での発表となる形で、視聴しているファンにとっては大きなサプライズとなった。

 所属事務所であるアミューズの発表によると、3月31日をもって契約を満了し、4月1日以降は「弊社も資本に参加する新会社において、俳優としての活動は勿論、新たなチャレンジをしながら、更なる飛躍を目指して活動して参ります」という。

 事務所に近いある芸能関係者は、「佐藤さんは俳優業に加えて、約200万人の登録者を持つ超人気YouTuberにもなった。さらに活動の幅を広くしていくための決断のようです。今後もアミューズと連携しながら活動していく形は変わりません」と語った。

 独立は佐藤だけではない。新会社には親友の俳優・神木隆之介(27才)も所属することになるという。また、人気バンドのONE OK ROCKも、あわせて独立することが発表された。

 別の大手芸能事務所幹部は「昨今は、人気タレントが大手事務所から独立することも珍しくなくなった。もうこの流れは止められません。だからこそ重要なのは、その離れ方です。佐藤さんと神木さんの場合、双方にメリットがある形ですね」とうなずいた。

 佐藤と神木が所属する新会社の名前は、「株式会社Co-Lavo」(コラボ)。前述の通り現在の事務所が資本参加するほか、現在マネージメントを担当している社員が新会社に移り、引き続きマネージメントを担当するという。

 ONE OK ROCKが所属する新会社名は「株式会社10969」(ワンオーナインシックスナイン)。“ワンオクロック”を数字で表した社名となる。こちらはファンクラブ業務やグッズ販売などで、現事務所がサポートを続けていくという。

 佐藤は、高校2年時に原宿でスカウトされた。2007年の『仮面ライダー電王』の初主演で、すぐに主婦層の人気を獲得。その後、不動の人気を獲得した出世作は、今年に最終章が公開される大ヒット主演映画『るろうに剣心』(2012年)だった。前出の芸能関係者が語る。

「大勢の売れっ子を抱えるアミューズが、最も売り出しに力を入れたひとりが佐藤さん。事務所のエース・福山雅治さん(52才)主演のNHK大河ドラマ『龍馬伝』でも共演し、同じ大友啓史監督の『るろうに剣心』でも再び共演。“第二の福山雅治”を内外に強く印象付けた形です。その頃は、主演でしか出ないと見られていた福山さんを、佐藤さん主演映画で“脇役”として起用したことは、当時の業界内ではかなり驚かれました」

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