西村王雅投手のテイクバック(撮影/藤岡雅樹)
名門・仙台育英で、秋の宮城大会の初戦は4番を打ち、東北大会でもベンチ入り。しかし、選抜開幕を目前にして、ケガによって本調子とならず、登録から外れてしまったようです。僕の同級生であるお母さんから報告を受けて、淡々と話す様子がかえってリアルなショックを受けていることが伝わってきて、僕の方が泣いてしまいそうでした。彼にはまだ3回も甲子園のチャンスがある。この選抜における仲間のプレーをしっかり見守って、この悔しさを糧に成長してもらいたいですね。
■聞き手・柳川悠二(ノンフィクションライター)