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2021.03.26 16:00
週刊ポスト
ダイプリ号の教訓生かすクルーズ船「飛鳥II」 徹底感染対策での船出
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日本最大の豪華客船「飛鳥Ⅱ」では新たな船旅様式をどう提供するか

カジノコーナーのテーブルゲームやスロットマシーンでは、ひとりひとりの席がアクリル板で仕切られている。利用できる座席数も減らしている(※注/飛鳥Ⅱは日本籍船のため、金銭を賭けることやチップを景品と交換することはできない)

船内やデッキの手すり、各施設のドアノブ、パブリックトイレなど共同利用場所では、アルコールによる消毒が頻繁に行なわれている

レストラン、ショップなどあらゆる施設の入口に設置されている非接触型の検温機器に乗船証をタッチし、検温と手指消毒をすることが入場前に義務付けられている

案内される席は同室同士でしか利用できず、テーブルとテーブルの間はパーテーションやアクリル板で仕切られ、消毒も徹底されている

総料理長による就航30周年を記念したフルコースのディナーの1皿(例)。昆布締めしたヒラメの表面を炙った焼霜造りを10種類以上の野菜が彩る

ビンゴ大会などのイベントや映画上映の会場となる「ハリウッドシアター」。1席ごとに座席を使用不可にし、客同士の間隔を広くとっている

バーのカウンターにはアクリル板を設置。飛鳥Ⅱのバーテンダーたちが開発したオリジナルジンを使った新作マティーニは乗客のみが楽しめる1杯

音楽ショーでは舞台上でもマイクに飛沫防止のシールドを付けている。ゲスト出演者も全員、事前にPCR検査、乗船当日に検体検査を受けている
