紀子さまは昨年末の学習院女子中・高等科のOG会報誌『ふかみどり』でも、「花梨」についての歌を詠まれた。それだけ思い入れの強いものなのだろう。
「ご夫妻は、眞子さまの問題からは目を背けておられるのかもしれません。ご一家の将来は悠仁さまに懸けたいという思いを持たれているのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
皇室のほか、政府関係者からも10月までの結婚を望む声が聞かれる。3月23日、安定的な皇位継承に向け、女性宮家の創設を含めた議論が始まった。しかし、現状では小室さんが“宮家入り”することがイメージされ、議論への影響も少なからずあるだろう。
「政府としては、会議の報告書は愛子さまが成人される前の11月には出したいという思惑があるでしょう。それまでに眞子さまが結婚されれば、小室さんについて考慮せず議論が進められる。そうしたことから、眞子さまの『10月結婚』を望む声もあるのです」(政府関係者)
秋篠宮ご夫妻が「秋」の歌を詠まれる一方で、天皇皇后両陛下は国民への祈りを込めた歌を詠まれた。
《人々の願ひと努力が実を結び平らけき世の到るを祈る》
《感染の収まりゆくをひた願ひ出で立つ園に梅の実あをし》
前者が天皇陛下の御製、後者が雅子さまの御歌だ。コロナが国民を襲う厳しい現状に心を寄せられ、事態の収束を願われることが強く感じられる。この状況を、眞子さまはどう見つめられているのか。
※女性セブン2021年4月15日号