64kgまで痩せて別人のようになった古川さん
「ほかにも、消化の負担を軽くするため、食事を5、6食に分けて『お腹いっぱい』の状態をつくらないようにしました。もちろん、摂取するトータルカロリーは低い状態を維持したままです」
20才を過ぎてから10年以上、体重100kgオーバーだった古川さんは、血中脂肪、血糖値、尿酸値など、メタボリックシンドロームに関連する検査では軒並み要再検査という結果で、健康面に不安を抱き続けていた。しかし、劇的なダイエットによって、数値はすべて正常値となった。
「それが最もうれしい。太っていた頃は冬でも歩くだけで汗をかいたり、すぐに息切れをしていましたが、いまは疲れづらくなって、活動することが億劫でなくなりました。
また、100kgを超えると洋服は専門店へ行かなければ売っておらず、『入る服を着る』という感覚でしたが、いまは世の中にあるほとんどの服を着ることができます。『ファッションとは、選べるものの中から似合う服を組み合わせることだったのか』と初めて気づきました」
肝臓ファーストの健康的な生活を続けていたら、「目標体重より、やせすぎてしまった」という古川さん。現在は、筋トレを行って体重を「増量」している最中だというから、さらに驚きだ。
※女性セブン2021年4月22日号
最も基礎代謝が多いのは肝臓